
どうしても伝えたいことがあって、生涯現場に立つことを決めました。
昔話をするつもりは、ありません。少しでもお客さまとの距離が近くなればと思いまして、お話を致します。
私の幼少期は、戦後間もなかった時代ですから、家のため、学校に通うためのお金を稼ぐために、小さい頃から働いていました。
高校卒業後に、東京の建設会社に勤めはじめました。
東京に行ってもその姿勢は変らず、愛する家族・子どものために稼ぐのだと働き続けました。
40いくつかの時に、地元九州の熊本に帰って来たのですが、それは、子ども達のアレルギーがひどくなってきたこと、
母が熊本の病院に入院したこと、この2つがキッカケでした。
熊本では、自ら建設会社を立ち上げ、ハウスメーカーや大手ゼネコンの下請けをして、家を建て続けていました。
当時、建てていた家は、いわゆる規格化住宅という化学物質を放出する家ばかりです。
家族と社員を背負い食べさせていく為には、稼げればどんな家でも喜んで建てていました。
声をだして言いにくいことですが・・・私のここまでの人生は、ずっと自分のため誰かのためにと
私の考えが変り始めたのは、あの「シックハウス症候群」という言葉を生んだ大阪の幼稚園の事件を目にした頃からです。
事件を見て、「自分が建てていた家と同じじゃないのか、私の子どもたちも、同じ目にあっているのじゃないのか!?」
私は、心底震えてしまいました。人が一生に渡って住む家。毎日毎日健康が脅かされたら、どんなに悲しいか・・・。
そして、私も胃がんや脳の手術と大病にもかかり、毎日が健康でいられることのありがたさを骨身に染みました。
私は、目先の売上を気にせず、ハウスメーカーや大手ゼネコンの下請けと訣別を決意。
家族が本当の意味で安心してずっと、健康に住める家をもとめて、家に使用する素材を探し回り始めました。
私が選んだのは、化学物質を出さない自然素材ではなく、化学物質を分解する自然素材です。
化学物質を出さない自然素材では、今後住んで行く途中で、家に持ち込まれる電化製品や家具に対応ができません。
化学物質を分解する自然素材であれば、持ち込まれる電化製品や家具に気を使うことがありませんよね。
毎日住む家が、そこの空気が清々しく、いつも健康を感じ、心から笑って過ごせるようにとそんな家づくりをはじめました。
今年で65歳になりますが、生涯現役を通すつもりです。
私の残された人生ですべきこと。
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